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【子育て】一流の子供に育てる具体的な方法

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【一流の育て方】子育て本のバイブル

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購読している雑誌に載っていて、「ズバ抜けて活躍できる」という言葉が目につき買ってしまいました。

私はシングルマザーですし、子育てについて、自分の育て方が良いのか良くないのか、その指標がなく困ることがあります。うるさい姑さんもいなければ、旦那さんもいない、自分の思い通りに子育てができてしまう環境なのです。

もちろん信念はもって育てていますが、ついついこういった子育て本は手に取ってしまいますね。同じように子育てに悩まれている方の少しでも役に立てばと、あらすじや読んだ感想、どう実践すればよいかなど母の目線でまとめてみたいと思います。

【一流の育て方】読んだ感想と一般家庭で実践する方法

なかなかの分厚い本ですが、全部読みました。そして非常に子育てに役立つ情報がたくさんのっていましたので、実際に子育て中の私が、「一流の育て方」を読んだ感想や、思いついた実践方法についてまとめておきます。

まず読みやすさなど本の評価は?

結構分厚い本ですが、文字は大きめですし、テーマごとにわかれているので短時間で読みやすかったです。私は大阪ー東京間の新幹線の中で読み終えてしまいました。ゆっくり読まれる方でも半日ほどで読めると思います。

内容は、やはりあくまでも「一流の育て方」です。筆者の家庭を題材に書かれているのですが、非常に裕福で、グローバルで、一般家庭ではないです。でも「なんだ、無理」と思わず、書かれている内容を一般家庭の子育てに落とし込むことで実践できることがたくさん見つかりますよ!

ぜひ子育て中の方や、お孫さんがいらっしゃる方、教育関係者の方に読んでみていただきたい本です。

あらすじや感想と重要な7つのスキルの鍛え方

7テーマに分かれて書かれていたので、それにのっとって、まとめてみたいと思います。テーマは「主体性」「視野」「グリット」「コミュニケーション」「動機づけ」「しつけ」「愛」です。順番にいきます。

「主体性」

ズバ抜けて活躍できる子供は、親が造りだすことはできません。

親や先生に「~しなさい」と言われたら、良い成績はとれるかもしれませんが・・それは一時的なものか、点数だけの話になってしまいます。

では、親には何ができるのでしょうか。私たち親や近くの大人にできることは、子供の「主体性」をのばしてあげることです。本には下のようなアドバイスが書かれています。

 

①子供の主体性を伸ばすのに、よい言葉がけは?

 ×「勉強しなさい」

 ○「自分は何が好きで何をしたいか考えなさい」

小さなうちはたくさんの経験をさせるといいといわれていますよね。でもそれは幼稚園くらいまでの話。

小学生に進む頃には、「○○ちゃんは、何が好き?どんなことをしている時が楽しい?」ときいてみたり、実際に習い事や家で何かに取り組んでいる時の様子を観察してみましょう。このころの親にできることは、子供の気持ちや様子に目を向けてあげることだけです。

どこを伸ばせばいいかを、子供と一緒に考えてあげれば、習い事は二つくらいに絞れるはずです。いつまでも習い事ばかりの疲れた学生にはしないであげてくださいね。

 

②親は子供とは世代が違うのです。自分たちの価値観を押し付けるのは間違っている。寧ろ自分達は時代遅れだと認識しよう。

この言葉は印象的でしたね。

私たちは子供相手になると、つい大人の自分の方が偉い、上だと思っていませんか。

親の意見に子供が反論してきたとき、自分たちの当たり前を子供が理解していないと思ってしまっていませんか。

「どうしてそんなこともできないの!」

「やっぱりまだまだ子供だな」

「うちの子はちょっとおかしい」

「常識のない子だ」

そんな風に考えて、怒ったり、ショックをうけたりする前に、一度深呼吸してこう考えましょう。

「子供たちとは世代がちがうのだ」と。

しかしながらこれも間違って解釈すれば、「近頃の若いやつは」という上から目線になってしまいます。筆者は、そうではなく、むしろ時代遅れは自分たちの方だという認識を強くもちましょうと言っています。子育てだけでなく、これはビジネスにも生かせる発想ですよね。

 

③自分の子供が人と違うこと、人と合わせられないことをおそれなくていい。協調性より自分が周りをコントロールするんだ、というくらいの気概を子供にもたせてあげよう。

世界に一つだけの花を思い出すような言葉ですね。

最近はこの考え方もすっかり浸透し、「それぞれ違っていいんだ」なんて言葉は溢れています。でも親である私たちが本当にそう思って子育てできていますか?

「幼稚園でうちの子だけ輪の中に入れていない・・」

「5歳になればみんな平仮名がかけるようになっているのに、うちの子は・・」

「この年でおねしょしてるなんて・・」

そんな風に子育ての悩みのほとんどは、何かと誰かと比較して、違っているから悩んでいることが多いですよね。

まず親がその気持ちをすてましょう。

子供は親の言葉や考え方をものすごくよく見ていて、感じていて、そして驚くほどマネてしまいます。親の私たちにできることは、「人とちがっていいんだよ」と子供に言ってあげることではなく、自分がそう信じて実行することなんですね。

 

④主体的に動く子供に育てるのにかけるといい言葉は?

×「迷惑をかける人になるな」

○「人の役に立つ人になれ」

この言葉にははっとさせられました。

まず私たち自身が親や周囲の大人から、当たり前のようにこの言葉を言われて育ちませんでしたか?「人に迷惑かけないように」って。何度も何度もきいた言葉は染みついているものです。そうして代々伝わっていくのでしょう。

もちろんそれだけ大切な言葉でもあります。人に迷惑をかけ続ければ、平気で迷惑をかける人間になれば、社会で生きていけませんから。

でも仕方がない時にまで、「人に迷惑はかけられない・・」といって自分でなんとかしよう、親には相談できない、友達も頼れない、そんな寂しい子供に育てたいですか?

それよりは「人の役に立つ人になろう」と子供に言い続けた方が良いです。役に立つためには、平気で迷惑ばかりかける人にはなれません。

それに、私たちもこれまでの人生で経験していると思うのですが、普段迷惑をかけられていない人から、何かを頼まれたり、多少の迷惑をかけられたとき、少し嬉しい気持ちにもなりませんか。もちろんそのあと、きちんと「ありがとう」や「ごめんね」や「助かったよ」という言葉を受ければ、そのうれしさはさらに増します。

普段から子供にお願い事をしたり、少し頼ったりして、「人の役に立つ嬉しさ」を感じさせてあげたいですね。

 

・スポーツや一芸に親子で親しもう。部活に励むのは全力で後押ししよう。スポーツや音楽などをがんばることは、大会やコンクールで活躍する以上の価値がある。

就職活動で、学生時代になんの部活をしていたか、きかれたりしませんか?

他にも、いろいろな場面できかれることがあります。どうしてそんなに部活動の経験が問われるのでしょうか。

それは、部活動などのスポーツや芸術で多くの学びがあるからです。

私は学生時代、勉強よりも陸上競技に取り組んでいました。でも、夢は獣医師でした。獣医学科のある大学に進むには高い学力が必要で私は圏外の成績でした。

将来の夢から逆算すると、当然高校での私が優先すべきことは部活動ではなく勉強です。しかしながら高校3年の夏までひたすら部活動に励んでしまいました。親や先生からは、「獣医の夢は諦めたんだな」と思われていました。

親には「陸上で有名になるくらい結果を残せたなら推薦なんかもきていいけど、大したことないのに・・」と私の部活成績への不満を言われました。

先生には「近くの国立大学の受かりそうな学科をさがしてあげるよ」と言われてしまいました。

でも、私は全く獣医師の夢も諦めていなかったですし、大した成績を残せなかった部活動が無意味だったとも思いませんでした。なぜなら部活動の経験から、集中力と忍耐力を培った自負があったからです。本気で部活に取り組んでいなければ培うことはできなかったでしょう。だから、これまで部活に投じた時間を勉強に投じれば、半年で、もしダメでも1年半後には自分は目標の大学に合格できるとしか思えなかったのです。

実際に部活引退後は全ての時間を勉強に費やしました。毎日15時間勉強できる体力と忍耐力は、まさに部活の成果です。これは一生もののスキルなんですよね。

スポーツでも音楽でも、集中力が必要で、磨けど磨けど上がいるという鍛錬を要する世界を、子供に経験させてあげることは非常に重要だと私自身が身をもって感じます。その世界での成績や実績などは二の次なのです。

「視野」

主体性はものすごく重要なところですし、この後のテーマの全てに関わってくる基本的な子育てへの価値観でしたので、少し長くなってしまいました。次は視野です。ここでは私の心に留まった筆者の言葉をあげておきますね。

 

・子供の視野を広げるのに、成人するまで待つ必要はない。物心つくのを待つ必要もない。生まれてすぐから、視野は広げられる。

 

・一流はほぼ例外なく読書家で、自分以外の多くの人の考えを本から知る。またどれだけ活字に触れたかが、一生を左右する。

 

・視野を広げるために何でもかんでも子供に経験させていいのは、本当に小さいうちだけ。小学生以降は、「自分は何が好きで、何に才能があり、どこで勝っていくか」を子供に考えさせる。

 

・大人の世界を見せる。例えば、パーティーにつれていく。会社のイベントにつれていく。余程の話題でない限り夫婦の会話は子供の前でする。など。

 

・ペットをかって、命を感じさせる。生きていること、死ぬこと、自分の力で生き物が生きること、幸せにできることを知ることで、子供の世界がグッと広がる。

 

先程の主体性にもあったように、視野を広くもつためにはやはり幼少期に多くの経験を積むことが大切です。習い事もそうですが、それだけではなく、日常ではできない経験を本で経験することも意味があります。

また、ペットを飼うことや、飼えなくても里山で動物に触れ合ったり庭の虫を一緒に観察したり、命を感じる機会を増やすことは、子供の感性を驚くほど磨くことができます。

他にも、日本では少し敬遠されがちですが、会社の食事会に連れて行ったり。親戚の集まりに連れて行ったり。大人の世界に子供を巻き込むのもとても良いとのことですね。

私はシングルマザーで、いくつも習い事をさせられるほどお金も時間も余裕はありません。でも、夏はセミやチョウチョウの観察を一日かけてします。毎晩本を読んでいます。旅行にはいけなくても、自転車で少し遠くのカフェに行って、そこから見える景色を一緒に絵にかきます。

どれもお金はかかりませんが、おそらく小さな子供にとっては習い事と同じか、それ以上の経験になるでしょう。なぜなら、そばに親や信頼できる大人がいるからです。安心できてこそ、子供の感性が磨かれ、視野が広がっていくのです。これは、小学校低学年までは大きいです。小学校高学年になると(9歳くらい~)、親の役割というのはまた違ってくるのでしょうが。

 

「グリット」

この言葉は最近話題ですよね。

「グリット」とは諦めずに最後までやり通す力とでも言い換えられるでしょうか。粘り強さであり、精神力であり、やはりずば抜けた活躍をしている人は必ず身につけているものだと思います。

最近読んだ本では、このグリットだけに焦点をあてて書かれていました。そちらの本も良かったら参考にしてみてください。(→こちらの記事参照「GRIT やり抜く力」)

では子供にグリットを身につけるために、親ができることはどんなことでしょうか。筆者の言葉をもとに、まとめていきたいと思います。

 

・子供自身を行動の起点(セルフスターター)にする

子供を行動の起点にすることで、途中で投げ出させないようにします。逃げ出すことは癖になりますからね。「あなたは何が好きで、何がしたい?」と子供にきいて、子供の意見で何かを始めることで、投げだす可能性が極めて低くなります。

そして、続けることで人が信頼してくれる喜びを感じさせてあげます。また続けることでしかその道のプロにはなれないことを教えてあげます。

 

・子供に求めるのは、「結果」ではなく「真剣さ」と「挑戦」

「挑戦」しないとずば抜けた活躍はできませんよね。

みなさんは、どんなとき「挑戦」してみようと思えますか?私は「失敗してもいい」と思えたときと、「真剣」な時です。

例えば陸上の大会で、私はリレーのアンカーを務めていました。リレーは陸上の大会の最終種目。みんなが注目し、学校をかけて応援する種目なのです。そのアンカーはものすごくプレッシャーを感じます。

でも、私は挑戦できました。自分の脚力では途中で体力が切れるかもしれないくらいのスピードでスタートしました。おそらく周りのライバルたちも同じだったのではないかと思います。

みんな真剣だったから、できたのです。そして、もし足が持たなくても、最後失速して負けてしまってもいいと思えるからこそ、全速力で飛び出せるのです。

「できることはした」上で負けることと、「力を残して」勝てることでは、前者の方が価値があるのです。真剣になればなるほど、挑戦したくなるのです。そして挑戦すれば、その先に勝利もあるのです。子供には「結果」ではなく、「真剣さ」と「挑戦」することの大切さを教えてあげたいですよね。真剣に挑戦すれば、「結果」がついてくるということは、子供自身が挑戦して身をもって学ぶことなのでしょうね。

 

「コミュニケーション」

コミュニケーションも、一流になるためには身に着けておくべきものですよね。

他の記事でもよく書いていますが、結局人と信頼関係を築き、一人でもいいから心を許せる相手がいないと、私たちの生活はほぼ成り立ちません。

そのためにコミュニケーションをとる方法も、親が子供に教えてあげたいことの一つです。筆者はコミュニケーション上手な子供に育てるために次のようなことを推奨しています。

 

・昔から筆まめな人(何かにつけてものを書く人)はコミュニケーション力が高い

以前「年収2000万のノート」というプレジデントの紹介記事でも書きましたが、成功者には筆まめの人が多いです。

年賀状や、お手紙など、最近は廃れてきている日本の文化ですが、日本には筆まめになるための良い習慣がありますよね。少なくとも私たちはまだ、親がお手紙を書いたり、はがきを書いたりしているところを見て育ちました。

でも今の子供たちはどうでしょう。

コミュニケーションの基本は携帯電話であり、メールだと思っています。当然です、親がそういう姿を見せているからです。これは子育てというより、親の生活習慣を見直すべきところです。

 

・元来子供は純粋で、コミュニケーションが上手なものだ。純粋ゆえに大人のちょっとした言動や体験、感じ方、考え方に大きく左右されてしまい、コミュニケーションも偏ってしまうこともある。

これも子育てというより、親自身の気づきが大切なところです。子供は大人なしには生きていけないです。そのため、大人の助けを受け、周りに支えられ、仲間と楽しむためのコミュニケーション力を元来備えているのです。

そのコミュニケーションの邪魔をしているのが、実は私たち親かもしれません。

親が、「あの人とは気が合わなくて」というと、子供はそこからコミュニケーションを学んでしまうのです。

「腹立つ!もうパパなんか口きかない!」というと、子供はそこからコミュニケーションを学んでしまうのです。

気が合わない人とは付き合うのをやめよう。腹が立ったら無視しよう。

子供は純粋ゆえに、大人の影響を非常に大きく受けるのです。すなわち、コミュニケーション力は、教えるものではなく背中で教えるものの一つと言えますね。

 

「動機付け」

これまでも子供が活躍できるような環境を与える必要性について書いてきました。親が子供に与えてあげることができる、良い環境の一つとして進学校という環境があります。その理由は勉強や部活動など、子供への「動機づけ」の大切さがあります。

 

・友人の頑張っている姿は、何よりの動機付けになる。

みなさんも経験があるのではないでしょうか。私はあります。

友達が頑張っている姿を見て刺激をうけること、ありあすよね。今は携帯で、インターネットで、テレビで、遠くのだれかが「ものすごく頑張っている」ことを目にすることは多くなりました。それに刺激されて頑張ることができればよいですが、たいてい長くは続きません。

動機づけが遠くの知らないだれかだからです。やっぱり自分には無理か。この人は天才だ。そんな発想に陥りやすいのです。

しかし、いつも一緒に遊んでいる友達が頑張っている姿を見たらどうでしょう。「自分にもできるかもしれない」と感じます。身近に頑張っている人が、多ければ多いほど、子供への良質な動機づけの機会が増えます。

だから進学校に通うことは価値があるのです。ステイタスでも、親の見栄のために進学校があるのではなく、子供の動機づけのためにあるべきなのです。

子供がどういった面で、良質な動機づけの機会を受けるとよいか、一緒に考えてあげてみましょう。

 

・「親は背中で示せ」は本当。子供がスマホ漬けになってほしくないという親ほど、子供の前でスマホばかり触っている。本を読ませたければ親が本を読む。

これは先程コミュニケーションのところにも書きました。背中で多くのことを示していることを自覚しましょう。子供は驚くほど親のマネをするのです。非常に忠実に。

 

・「勉強ができるくらいでは偉くない」を徹底する。一流は人格が素晴らしいことが前提にある。

先程、進学校が良い理由をあげました。しかし進学校に通う子供には、少し嫌な部分もでてきてしまいます。みなさん口には出しませんが、感じたことはありませんか?

それは学生社会がそうさせています。勉強ができることは偉いこと、成績が良いことは素晴らしいこと。そう思わせてしまう学生社会があるのです。

だから親は敢えてこう教えないといけません。「勉強できるくらいではたいしたことがない」ということを徹底して教えましょう。そうしなければ、本当の社会にでてから通用しません。

勉強できるだけで偉いのは学生社会でだけのことです。現実の社会では、勉強などできても生きていけないのです。これに関しては、こちらの記事にも書いています。興味のあるかたはどうぞ(→こちらの記事参照「独学のすすめ」)

 

・親からの面白い質問は、子供に知的好奇心や知的充足感を与えるのに最も効果的。

子供から「なんで?」「どうして?」と質問されることはよくありますよね。それに対して答えるだけで子供の知的好奇心を満たせていると思っていませんか?

知的好奇心を満たすだけでなく、刺激するには、親からの質問が大切です。

例えば、私が実際にした質問をあげてみます。

Q.どうして冬になると、葉っぱがなくなった木と、葉っぱがいっぱいの木があるのかな?

A. 人間でもハゲてる人と、そうじゃない人がいるから、それと同じだよ。

娘の回答・・というより例えに思わず笑ってしまいました。でも、これって正解ですよね。つまり個体差ってことです。落葉樹と常緑樹があるように、ハゲる人とハゲない人がいる。いい答えです。

 

Q. (山道を上から下に下りながらドライブしていたとき)どうして山の上の方の川には大きな石が多かったのに、下の方の川は小さな石が多いのかな?

A. 山の上には力持ちの人がいっぱい住んでたから大きい石を運べたんだよ。

これもなかなかいい答えですね。川にある石は運ばれてきたものだというところは正解です。でもその運んだものが、川の水であることは娘にはわからないだけです。

上のような質問をしてみて、子供の世界がまだまだ狭いことを感じますよね。子供は普段身近にいる人を主体に考えています。葉っぱは人の髪の毛に、石を運ぶのも人という発想なのです。

しかし、この質問を通じて、同じような木にも人と同じような個性があること、人ではなく水が石を運ぶという自然の摂理について、視野を広げることができました。

親からの面白い質問、すなわち子供がじぶんなりに考えて答えられるくらいの質問というのは、子供の視野を広げ、学びたい、もっと知りたいという動機づけに非常に効果的なのです。

 

「しつけ」

しつけは、正直私もなかなあ出来ておらず、このトピックを読んで反省することが多かったです。特に以下にあげた言葉は、胸にとまりました。

 

・一流はしつけが行き届いている。幼少時のしつけとは、きちんとした親の立ち居振舞いをみせることだけ。

これは先程から何度も出てきているように、結局「子供は親の真似をする」というところにつきますよね。しつけの基本は厳しく怒ったりすることではなく、親の姿を見せることです。

 

・しつけがなっていなくても可愛いと思えるのは我が子だけ。他人の子は、しつけができていて初めて可愛いと感じる。

これには、ハッとさせられました。私自身が、しっかりとしつけされて何も目につくところがない子供より、ちょっと子供らしさが残っているくらいの子の方がかわいいんじゃないか。自分の子供をみて、そんな風に思っていました。

しかし、それは自分の子供だからだということです。

例えば、他の家庭の子供を預かった時など、きちんとしつけされている子のほうが、可愛いと思うかもしれません。

我が子のしつけの至らなさを、子供らしくてかわいいなんて言い訳していた自分が情けなくなりましたね。

 

・幼少期以降のもっとも大切なしつけは、教養と感受性、金銭感覚である。これらは親が家庭で教えてあげない限り他人は与えられない。

これは、私も子育てにおいて最も意識しているところです。

日本ではとりわけ子供への教養と金銭感覚への教育が欠如していると言われています。

小学校で道徳の授業などもありますが、ほぼ単一民族国家の日本では、宗教、人種、生活習慣のちがいなどは身近にはない話題です。

またお金の話は大人だけがすることで、子供の前でお金の話をすること、もっと言えば人にお金の話をすることは、卑しい、不適切といった感覚をもっています。

そのため、世界で生きていくには必ず必要な教養や金銭感覚が育たないのです。

小学校の道徳ではタブー視されるような話題や、家の外では教えられることがないお金の話などは、家庭の中で親が積極的に子供に教えてあげたいことですね。

 

「愛」

そして、最後のトピックが愛です。これは説明の必要はないかもしれませんね。なにも一流の子育てに限った話ではありません。子供は親(近しい大人)の愛なしでは心も体も育まれません。以下の言葉は、私がこの本を読んで、心にとめておこうと思ったものです。

 

・親が子供にすべき最大の仕事は、無償の愛を与えることだ。

・子供に自信を与えるのは、「愛されている」「信頼されている」「受け入れられている」この3大感情を抱けるかどうかだ。

・育ちのいい子が持っている自信からくる余裕はそうでなかった子が獲得するには何十年もかかる。

・他の子と比べることは悪である。比べてけなすことはもちろん、比べて誉めることもしてはいけない。他人より勝っていないと誉められないと言うことを子供に感じさせると、いつも自信がなく不安で、自分が成長することより、誰かを蹴落とすことを考えるようになる。

 

いかがでしたか。私が特に興味深かったのは、「育ちのいい子がもっている自信からくる余裕」という部分です。

私にも育ちのいいお友達がいます。彼や彼女たちは、嫌みなお金持ちの子といった印象は全くありません。立ち居振る舞いも、言葉遣いももちろんですが、何より優しいのです。

その優しさは、自信からくる余裕、精神的なゆとりから生み出されているというのは全く同感です。大人になってから富を得て、豊かになった人が持っている自信とは異なっています。

また「他の子と比べるな」はよく耳にする子育ての基本ですが、けなすだけでなく比べてほめることも、同じように悪であるというのは心に留めておきたいですね。

 

 

一流の育て方

「主体性」「視野」「グリット」「コミュニケーション」「動機づけ」「しつけ」「愛」の7トピックについてみてきました。本には一流を育てた筆者のお子様たちの例がたくさん載せられています。ぜひ興味のあるかたは読んでみてください。私の記事は、一般的な家庭でも実践できそうなことという目線でまとめてみました。』参考になれば幸いです。

 

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