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【動物ネタ】動物の子殺し「動物界にも我が子を守るためにシングルマザーになる母がいる」

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【動物界の子殺し】百獣の王ライオンも・・

すごい動物学

こんにちは、Michiです。今日は私の専門でもある動物レポです。

先日「鬼畜の家」という本のレビューを書きました。(→記事)サブタイトルが我が子を殺す親たちでしたが、実は動物界では実親による子殺しはよく見られます。

今日は、上の写真の本「すごい動物学」にものっている、動物界の子殺しについてレポートしたいと思います。

 

【物界の子殺し】その理由は?

動物界では、種の保存が何より重要視される傾向にあります。

そにため、強いオスの遺伝子を残すため、ほかのオスの子供を殺してしまう・・という子殺しがよく見られるのです。

種を守るためにとられている戦略のようなものであり、動物の本能ともいわれてきました。

しかしながら、「種を守るため」というのは結果論です。

本当は動物も感情でうごいているのではないか?

種の存続のためなんて、そんなことこれっぽっちも考えていないのではないか・・

と今の私は思っています。

それは、種の保存より、母としての気持ちを貫き、シングルマザーの道を選ぶライオンがいるということを知ったからです。

 

百獣の王ライオンの社会構造!

ライオン

まずライオンの社会構造を少し説明します。

ライオンもまた子殺しをする動物種のひとつです。

先日、イヌとネコの違いについて書きましたが、ライオンはネコ科動物、にもかかわらず群れを形成し集団生活をします。(→記事参照「イヌとネコ、賢いのはどっち?」)

ネコ科動物で、唯一社会構造をもつ動物が、ライオンなのです。

そのライオンの群れのことを「プライド」と呼びます。ライオンらしいかっこいい名前ですよね。でもこの名前には特に意味がないようです。動物の群れにはそれぞれ呼びやすく名前が付けられただけのようです。

ライオンのプライドは次のような構成です。

まず、母ライオンとその血縁関係にあるメスたちで一つのグループを作ります。オスも子供のうちは(~3歳くらいまでは)そのグループに入っています。その一つのグループを1匹の父ライオンが率いている、それがプライドの構造です。

つまり、1つのプライドには、オスは1匹しか必要ないのです。

そのため、オスの子ライオンは、3歳を過ぎて成熟したオスライオンになると、群れを出され、ノマド生活を送ることになります。

そして強くなり、他の群れのオスと対決して、勝てばその群れのリーダーとなることができます。

勝たない限り、ずっとプライドをもつことができない…これがオスライオンの厳しい社会なのです。

 

新しいリーダーは、前リーダーの子を皆殺しに・・

ライオン②

リーダーであるオスが入れ替わっても、プライドの構成メンバーはそのままです。

つまりプライドを構成している母ライオンやその親戚たちは、前のリーダーの血をひく子ライオンをつれているのです。

しかし、新リーダーは自分の子をその母ライオンたちに産ませて、自分の遺伝子をのこさないといけません。

そこで、前のリーダーの子ライオンは、新リーダーによって皆殺しにされるのです。

母ライオンはその様子を目の前で見ることになります。ずっと育ててきた子が新リーダーによって殺されるのです。

しかし、たいていの母ライオンは、それを受け入れ、すぐにまた自分の遺伝子を残すために、新リーダーと交尾をするのといいます。

こうきけば、やはり動物は種を守ることを何より優先しているのだなと思いますね。

 

しかし、皆がみな、そうではないのです。

掟破りのシングルマザーの道は険しい

ライオン③

そんなライオンのプライドの掟。

その掟を破る母ライオンがいるというのです。

我が子を殺されることが受け入れられない母ライオンは、子ライオンを引き連れ、そのプライドを逃げ出すそうです。

そして、母と子だけの生活、まさにシングルマザー(母子家庭)として、子育てを続けるそうです。

しかしながら、ライオンがなぜプライドを形成するかを考えると、その道は険しいものです。

 

ライオンがなぜプライドを形成するか?

それは、ネコ科の中では体が大きくて重く、狩りが上手ではないからです。

そのため、メスが集団で獲物を捕まえるという狩りの手法をとっているのです。

また、いくら百獣の王ライオンと言っても、子供は子供です。子供たちは母ライオンが狩りの間、オスライオンのそばにいることで守られています。

その環境を手放したシングルマザーは、生きていくことはまず不可能なのです。

 

母性・・感情が本能に勝った証拠?

ライオン④

シングルマザーになった母ライオンは、目の前でわが子だけが殺されるのを免れました。

その代わり、いずれ母子ともに死がまっています。

そんなことなら、プライドに残って、自分だけでも助かった方が良いのではないか。

新しいリーダーの子を育てた方がいいのではないか。

そんな正論(本能)に、母ライオンの感情(母性愛)が打ち勝った証拠でしょう。

同じ母としてわかります。

目の前でわが子の死を見届けるくらいなら、ほんの少しでも長く一緒に過ごし、そして一緒に死んだ方がいい・・

百獣の王ライオンの優しさを感じたと同時に、動物は「種の保存」という絶対的な本能に従って生きている、という常識を疑う目をもつようになりました。

みなさんは、どう思いますか?

百獣の王ライオンといえども、少し身近に感じられたのではないでしょうか。脳が発達し、母乳を与えて子育てする哺乳類は、動物も人間も、母性愛をもっているのかもしれません。

同様に、嫉妬心もあるのかもしれません。

オスの新リーダーは、ただただ嫉妬心で前リーダーの子供を殺してしまうのだとしたら…

 

動物が、種の保存を何より重視しているわけではなく、それはただの結果論ということになるのかもしれません。

 

 

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