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【最底辺の女性】風俗でも生きていけない現実

投稿日:2017-02-23 更新日:

【若者の闇】若い女性の貧困について「言ってはいけない真実」

言ってはいけない

こんにちは、Michiです。今日は社会レポです。

これまでもいくつか参考にして記事を書かせていただいた、話題の本『言ってはいけない』からの1記事です。今回も、ききたくないような「不愉快な現実」について、あえて見ていこうと思います。

今日のテーマは、若者の闇の中でも、とくに若い女性の闇についてです。

リケジョや高学歴女子がもてはやされる中、学歴もなく、見た目やスタイルもそれほど恵まれておらず、男運もあまりない「底辺女性」について書きます。

 

底辺女性とは?

そもそも底辺女性とは、どういった女性でしょうか。

先程、学歴もなく、見た目やスタイルもそれほど恵まれておらず、男運もあまりない女性と説明しましたが、そのような女性はたくさんいますので、厳密にはこの説明は間違っています。

現実には、上記のような特徴の上に、毒親の元で育った女性たちが、『底辺女性』になってしまっていると言えます。

虐待を受けて育ったり、逆に厳しすぎる環境で育てられてぐれてしまったり、他にも複雑な家庭環境で育った女性たちは、学校での勉強もあまり振るわず・・・

そして専門学校や大学はもちろん、もしかすると高校も行かなかったり、行けなかったりした子もいるでしょう。

そうして、まず学歴という面で大きく出遅れてしまいました。

そんな学歴で出遅れた女性たちの中でも、かわいくてスタイルがよければ男性を相手にした職業(キャバ嬢など)や、モデルや芸能界のような一発逆転コースもあります。

また容姿がそこまで飛びぬけていなくても、家事ができたり、人間関係を築くことができた女性は、恋人をつくって結婚し平和に暮らすという生活にすすむコースもあるでしょう。

また根がまじめな女性は、こつこつとアルバイトなどをして、社会に認められ成長していくというコースもありますよね。

 

では、「底辺女性」とはいったいどういう女性なのでしょうか。

それは、これらのどのコースにもすすむことができなかった女性たちです。女として華やかに生きていくことも、女として平凡に生きていくことも、一人の社会人として生きていくこともできない女性たちの末路について考えていきましょう。

 

ひと昔前までは底辺女性も大逆転可能だった!?

実は上記のような、どのコースにもすすめなかった女性でも、一昔前までは一発逆転が可能な社会でした。

それが「風俗」です。

学歴なし、帰る家なし、仕事なし。

そんな女性たちがいきつくところは「風俗」の世界でした。それは今も変わっていません。

しかし、ひと昔前と今で何がちがうか。

それは、「体を売ること」の単価がものすごく安くなったことです。お金をもっている男性は昔も今もかわらずいますが、昔と比べてお金をもっている男性の数は圧倒的に減ってしまいました。

その結果、「風俗」の世界にも大幅な価格競争が発生し、ものすごく安い金額で体を売らないといけないという現実がまっています。

金額でいうと、1回10000円を割るお店もザラなのです。それでも、1日2人くらいお客さんをとれば、日給2万円です。そんなに良いバイトは他にありませんし、やはり今も風俗は、学歴なし、家なし、仕事なしの女性たちの行きつく場所であることに間違いはありません。

 

しかし、最近、さらに彼女たちを追い詰める状況がまっているのです。

今の時代の最貧困女子の実態

それが、「体を売る」という究極の仕事をしているにも関わらず、日給2万円すらあやうくなっているということです。

その原因は、貧困女子の増加と、「体を売ること」への障壁が低くなったことだとこの本では書かれていました。

これはわたしも感じていることですが、「こんなにかわいい子が?」「こんなに真面目そうな子が?」といった女の子までもが、ちょっとお金に困ったから、ちょっと贅沢したいからという理由で風俗に参入してきてしまっているのです。

そうなるとどうでしょう。

本当の最貧困女子は、「体を売る」という最終手段にでたにも関わらず、お客をとれずお金を稼ぐことができないという現実に陥ってしまっているのです

 

私のカウンセラー&支援の体験談

私は、最貧困女子や望まない妊娠をした女子などを支援する活動をしています。

したがって今回のテーマにした「最貧困女子」にもよく会っています。

彼女たちをなんとか支援したいと考えていますが・・・しかし、現実は非常に厳しいものです。

アルバイトをさがしたり、ネットでできる仕事を教えたりと、それぞれの子にできそうなことを一緒にさがしたり、一時的な滞在費の負担をしているのですが・・・とにかく彼女たちは努力が続かないのです。

はじめはものすごくそれがストレスであり、「ここまで手をさしのべているのに、どうして?」と私は悩み続けていたのですが。

考えてみれば、当然ですよね・・・。

2時間ほどで10000円を手に入れる世界にいたのです。その感覚から抜け出せない限り、時給1000円なんかで働けないのです。

普通にアルバイトをさがしている子なら時給1000円なんてとびつく金額にもかかわらず、彼女たちは「こんなにやって1000円?」と不満しか感じないのです。

そうして驚くほど根性がありません。

ちょっとやる気が出てきたかなと思ったり、「今回は本気で頑張りたいです」と意気込んでいる子でも・・・それが3日と続かないのです。

彼女たちが、金銭感覚を取り戻し、働くことの大変さを受け入れ、そして自分で家を借りて生活を成り立たせるという覚悟と、そこに責任や喜びを感じるようにになるまでには、本当に長い時間が必要です。

短く見積もって数年はかかっています。

支援する側もものすごく根気がいります。正直、子育てより大変です。

私が支援した女性たちもほとんどが彼氏をつくって逃げ出しました。そしてできちゃった結婚をした子が数人。また風俗に戻った子も数人。子供ができて彼氏に捨てられて、中絶の相談に来た子も一人いました。

全員10代後半~20代前半です。

頑張って社会復帰できた子は、エステの勉強をしながらエステサロンで働き始めた子や、メイクが好きで化粧品を扱う会社で働きだした子たちがいました。みな20代半ば~後半でした。

 

残念ながら、20代前半はまだ女として稼ぐことや、女として男性に養ってもらうことに可能性を見出してしまう傾向が強いようです。

20代後半になり、周りの子たちも結婚したり落ち着いてくると、働くことの大変さを受け入れられるようになる傾向にあると感じます。

彼女たちには、風俗時代の金銭感覚をすてるため、まずはこれまで付き合いがあった男性や、風俗関連の友人や、毒親レベルと判断できた場合は家族との縁を切ることから始めてもらっています。

それができると、いよいよもう自分で何とかしないといけないという覚悟が芽生えはじめ、そこから先は社会復帰までそれほど難しくなかった印象です。

今はどの業界も人手不足で、いくらでも就職先があるという状況です。

何とか、少しでも多くの貧困女子を救いたいと、これからも諦めずに声をかけていきたいと思います。

 

以前も記事にしましたが、こういった若者の闇をものすごくわかりやすく描いているのが「そこのみにて光輝く」という映画だと思います。よかったら見てみてください。

参考情報:【若者の闇】映画「そこのみにて光輝く」は底辺の若者を描いた映画 

胸に響くもの、何か感じるものがあると嬉しく思います。

 

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