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【定年後の生活】弘兼流 60歳からの手ぶら人生【あらすじ・感想】

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漫画家の弘兼憲史さん(69歳)が60歳手前の男性に送る著書

定年後の生活

こんにちは、Michiです。今日は書籍(生活)レポです。

「60歳は起承転結の「結」に入る年齢です。」と漫画家らしい言葉から始まる、こちらの著書。

私はまだ30代なので、60歳までには時間が残っています。でも、最近こういった定年関連の本をよく手にするようになりました。それは何を隠そう彼が60歳をこえたからです。

彼にとって、彼の人生の「結」はどんなふうになるといいのかな・・といつも考えています。でも自分は30代です。どんなに想像しても、これまで生きてきた人生も違えば、生きた年数も、経験もちがいます。そのため、こういった本をなるべく多く読むようにしています。

私は年の離れた彼と付き合っているおかげで、人生を考える機会が増えました。30歳で人生の結び方なんて、彼がいなければ考えなかったでしょう。両親にはそこまでの感情は芽生えません。彼に感謝しないとです。

今日は、弘兼さんの「60歳からの手ぶら人生」で紹介されている、定年後の生活についてまとめてみたいと思います。

 

【定年後の生活】定年を迎えたら身辺整理をすると良い!?

実は私、数ある定年関連の著書の中からこの本を選んだ理由は、内表紙のこんな文章にひかれたからです。

「常識」という棚にしまったすべての物を一度おろして、一つ一つ吟味してみませんか。そうすれば、これからの人生に必要なものと必要でないものが見えてくるはずです。

つまり、60歳という人生の終盤に差し掛かったら、まずは「身辺整理を始めましょう」ということですね。具体的に弘兼さんがおすすめしている『身辺整理』の方法をご紹介しましょう。

 

【定年後にすべきこと①】持ち物を半分にしよう!

片付け

まずは、自分の持ち物を半分に減らすことを目標に整理を始めましょう。

60歳くらいではまだまだ実感がわかないかもしれないですが、その日は突然やってくるものですからね。その日に備えて、まだ元気なうちから荷物の片付けをすることが大切だということです。

何より私の彼も言っていましたが、年を取ってくると荷物の整理をするのも、なかなか体力的にしんどいそうです。彼は59歳で引っ越しをしたのですが、10年前までなら2、3日でさっと荷物を整理できたのに、今回は全然荷造りが進まなかったそうです。

というのも、頭の回転が落ちているので、何が必要で必要じゃないかの判断にも時間がかかるようです。そして当然のことながら、体力もなくなっており、整理を何時間も継続できなかったそうです。結局最後の二日間は深夜遅くまで荷物のまとめをがんばって、最後は車にいっぱい詰め込んでいました。

ですので、みなさん若くてまだ元気なうちに荷物を半分に減らした方が良いと思います。

 

名刺

さらに、60歳を過ぎて定年したら名刺も捨ててしまいましょう、とのことです。名刺なんて会社をやめたら全く役に立たないそうです。また、名刺を捨てるポイントは、名刺と一緒に会社員としての自分のプライドも捨ててしまうことだそうです。

定年したのに、いつまでも会社員時代の自分に酔いしれていると、定年後の生活をしくじってしまうことが多いようです。名刺を捨てられないということは、会社員時代の自分に執着してしまっている証拠だと、弘兼さんは言っていました。

 

【定年後にすべきこと②】友人を減らそう!

年賀状

荷物が減ったら、次は友達を減らしましょう、とのことです。

いやいや、物はまだ簡単に減らせるけれど、友達を減らすのはそんなに簡単じゃないよって思いますよね。

そういう人は、まず「年賀状」「お中元」「お歳暮」をやめてみましょう。これらのやめ方は簡単です。自分から送らないこと。そして返事をしないこと。これだけです。

もし突然連絡をやめることに対して心が痛むなら、「60歳を迎えました。残り少ない年末年始をゆっくりと過ごしたいと思い、この年賀状で最後にさせていただきます。」とでも書いて最後の年賀状を送りましょうとのことでした。

でも、そもそもそんなに心を痛める必要はないでしょう。

年賀状も、お歳暮も、飲み会も、みんながあなたの相手をしてくれていたのは、あなたが会社の上司だったからです。

60歳で定年を迎えたあと、みんなはそんなにあなたとのつながりを大切には思っていません。定年後の生活というのは、まさにその現実を受け入れることから始まるのだと弘兼さんはおっしゃっています。

60歳からの身辺整理は、なかなか酷な作業だということですね。

 

【定年後にすべきこと③】お金を減らそう!

お金 写真

このように、物も友人も本当に必要なものだけにしぼって減らすことができたら、続いてお金も減らしましょう。

いやいや、老後は貯金が命なのだから・・・お金は増やすことはしても、減らすことはしてはいけないでしょ!って怒られそうですね。

しかし、お金というのは不思議なもので・・・「あればあるだけ不安になる」という不思議なパワーをもっています。

だからこそ、高額詐欺被害はなくならないのですよね。何千万円をだまし取られた・・・っていう詐欺ニュースをよく耳にしますが、そんな大金を既にもっているならもう増やさなくていいじゃない?って思いますよね。

それなのに、詐欺に引っかかってしまうのは、お金があればあるほど不安になり「もっと増やそう」と躍起になってしまうためでしょう。

お金は、その日にちょうど使い切るくらいでちょうどいいのです。子や孫に残すことも考えなくていいです。そのお金のせいで、残された家族がもめるかもしれないですし、なによりお金というものは「価値を生み出して得るもの」なのですから。

子や孫に大金をあげてしまうと、「お金は天から降ってくる」なんて勘違いしてしまっては彼(彼女)たちの人生を壊しかねません。あなたがのこしたお金のせいで、子や孫の人生が滅んでしまいますよ。

だからこそ、その日を迎えるまでに使い切るつもりで、最低限のお金を残しましょう。

最低限のお金の計算方法ですが、間違っても60歳の今の生活費から必要な金額を試算してはいけませんよ。

70歳、80歳になって、今と同じだけのお金が使えますか?

生活というものは、その日に向かってしぼんでいくものなのです。食べる量も減り、動く距離も減り・・・生活費はどんどんかからなくなるものです。

いやいや年を取ったら医療費がかさむかもしれないしって心配の声がきこえてきそうですね。しかし、医療というものは「病になったときの自分の身の丈」にあっただけを受ければいいというのが弘兼さんの考えです。(私の同意です)。

病気なんていう、なるかならないかもわからないもののためにお金を置いておくなんてナンセンスです。

 

【定年後にすべきこと】家族から自立しよう!

自立

ここまで身辺整理を進めたら、最後は家族という強迫観念から自立しましょう。

家族だから「分かり合える」「一緒にいた方がいい」という思い込みを一度すててみましょう。さらに「最期は家族と」なんて気持ちも捨ててしまった方がいいです、と弘兼さんがおっしゃっています。

これは自分のためだけでなく、定年後の旦那さんとの生活が不安な奥さんのため、将来の介護が不安な子供のためでもあります。

なにも無理に離れようなんて思うことはありません。

ただ「家族だからずっと一緒」という強迫観念を一度おろしてみてはどうでしょうかという提案です「家族だろうが人はいつか離れるもの」という自然な感覚を取り戻しましょう。

その状況で「最期は誰に看取られたいか」を今一度考えてみましょう。

あなたが今健康だとしても、長くてあと30年、一般的にはあと20年、短いとあと数年の人生です。「どう死ぬか」を意識することで「どう生きるか」がみえてくるのではないでしょうか。

 

【まとめ】60歳の定年を迎えて、まずやるべきこと

漫画家の弘兼さんは、漫画の中で人の死を描くことがあります。

例えば、拳銃で撃たれて死ぬシーンを絵にするとき・・・まるで自分が死ぬと思って書かないと、リアルな表情というものは生み出せないそうです。

だからこそ、「死ぬときはどんな顔で逝くか」ということを若いころからよく考えてきたそうです。

そんな弘兼さんも69歳になり、いよいよ漫画の世界ではなく実際の人生において死を意識するようになったとき、『手ぶら人生』が一番だと考えたそうです。

『定年』というイベントは、これまでの長い会社員人生の中で培った『常識』という棚に詰め込んだものを、1つ1つ吟味して、これからの短い人生で自分にとって必要なものだけを残すよい機会だと言えそうですね。

その整理の過程で自分にっとって大切なものは何か、この先何がしたいのか、など自分と向き合い、プライドを捨てることができると、きっと『その日』を安らかに迎えられるということではないでしょうか。

 

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