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【こんなにお金がかかる】年老いた親の事故、事件、孤独死のリスク

更新日:

【親の介護】働き盛りを襲う老親の介護と死(事件・事故・孤独死)

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今月のダイヤモンドは「実家の大々問題」というシビアなタイトル。私はまだ親は還暦すぎで介護が必要な年ではないですが・・・年々親の衰えは感じています。

また年上の彼は、まさに親の介護真っ只中です。一人っ子なので、がんで入院していた父親の見舞いにいきつつ、家では少し認知症気味の母親のお世話と・・・本当に苦労していました。

今はお父さんが亡くなって、お母さんも身の回りのことが何もできなくなり介護施設に入居し、彼も少し落ち着きました。介護施設なら、自分のペースで予定をたてて会いに行けますからね。

さあ、少し私の話が長くなってしまいましたが・・・今回はそんな年老いた老親にまつわる問題の中でも、「大々問題」である普通ではない“死”について取り上げたいと思います。

いずれも他人ごとではなく、いつ自分の身にふりかかるかわからないリスクですので・・・心して読んでみてください。

 

【普通ではない“死”その①】孤独死

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まずは、老親が一人で暮らしている場合のことですね。

年は80歳をすぎたけれど、まだまだ元気。自分の身の回りのことは全部自分でできるため、一人で気ままに暮らしている親をお持ちの方へのお話です。

 

実は私の祖母もそうでしたが、本当にちゃきちゃきと自分のことはなんでもできる元気なおばあちゃんでした。なんてったって80歳すぎても自転車に乗っていましたから。

しかしある日自転車で転び、救急車で運ばれます。私の両親はあわててかけつけて・・といったことがありました。ちなみに祖母は尾てい骨を骨折しており、入院生活を送ることに。それを境に、急に両親(祖母にとっては自分の息子やお嫁さん)のことが理解できなくなり、よそよそしい会話をするようになりました。認知症のはじまりでしたね。

 

と、話がそれてしまいました。

私の祖母の場合はまだ自転車で転んで、誰かが救急車をよんでくれたからよかったです。

 

もし、家の中で食べ物をつまらせたり・・・

ちょっとした段差で転んで打ち所が悪かったり・・・

脳梗塞や心筋梗塞を発症してしまったら・・・・

最悪の場合、一人で家で亡くなってしまうことがないとは言えません。いわゆる「孤独死」ですね。

よく「孤独死」が問題として取り上げられるのは、身寄りが誰もいない高齢者の場合ですが・・・実際には仕事や子供の学校の都合で遠方で暮らしている夫婦の老親が「孤独死」していたというパターンもよくあることです。

 

「うちは1週間に1回は電話をしているし、月に1回は顔を出しているから大丈夫」なん安心している人もいるのではないでしょうか。

 

それは甘いです。

下の表をみてください。

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実は、自宅での死というものは思った以上に大変なことになるのです。考えてみてください。夏の暑い日に自宅で人がなくなってしまった場合を。

ご遺体は、3日で腐敗し悪臭を放ってしまいます。

つまり1週間に1度の安否確認では、最長6日間も放置してしまうことになるのです。

 

上の表では、【ベッドで孤独死】【リビングで孤独死】【トイレで孤独死】の場合について清掃作業などの例がまとめられています。順にみていきましょう。

 

【ベッドで孤独死】

ベッドで亡くなった場合は、清掃範囲はベッドと部屋全体の消臭・除菌・防虫くらいですので、最も処理コストはかからないということです。ざっと10万円という見積もりです。

 

【リビングで孤独死】

リビングの場合、上の作業に加えて、フローリングの張替えが必要となり、一気に処理コストは2倍の20万円程度に膨れ上がります。

 

【トイレで孤独死】

さらに意外と多いトイレでの孤独死の場合は、トイレそのものの取り換え、壁や床の張替え、といった作業が追加され、処理コストは実に34万円と見積もられています。

 

離れて暮らす老親の孤独死は、毎日かせめて2日に1回くらいのマメな連絡や、ご近所の人と連携して毎日安否確認をするなどといった、ほんの少しの努力で防ぐことができます。

もちろん上では清掃などのコスト面についてのみ触れましたが、やはり老親の孤独死は、精神面にも大きな影響を及ぼすことと思います。

「まだまだ元気だから大丈夫」という安心や、「親が年寄り扱いするなと拒むので」といった言い訳はやめて、なるべく良好な関係を築き、密なコミュニケーションをとるようにしたいですね。

以上、まず初めに「孤独死」についてでした。

 

【普通ではない“死”その②】事故死

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続いては「事故死」です。

とくに多いのが認知症で徘徊するように、ちょっと目を離したときに外に出てしまって行方不明になってしまうケースですね。認知症の方の場合、足腰はまだまだ元気という場合が多く、遠くまでどんどん行ってしまうということも多いといいます。

 

そして、数日後、知らない土地で踏切内に侵入してしまい列車と衝突・・・こういった事故も後を絶ちません。

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もちろん列車事故で突然老親が命を落としてしまったわけですから、大変悲しい出来事ですし、悔やんでも悔やみきれません。

しかし、悲しさにふける暇もなく、さらに大変なことがまっているかもしれないのです。

それが、家族の監督責任が問われるということです。すなわち、鉄道会社から損害賠償を請求される可能性があるということですね。

 

これまでの例では、高齢の認知症の男性が鉄道事故を起こし、鉄道会社は男性の同居の妻と、別居の息子に対し「約720万円」という損害賠償を請求するということがありました。

この例では、結局同居の妻も、別居の息子も、監督しており、そのほんの一瞬の隙をついて外に出てしまったために起こった事故だということで、責任には問われませんでした。つまり損害賠償を支払うことはありませんでした。

 

しかし、裁判所が「監督責任に問う」との判決を出せば、損害賠償を支払わないといけなくなります。実は今回の720万円は、比較的田舎で、便数も少なく影響を受けた乗客も少なかったということでこの金額になったそうです。

 

もし大都市圏の、ものすごく乗客が多い路線や、連休などの繁忙期に自己が起こってしまったら・・・数千万円の損害賠償請求はくだらないだろうとのことです。

ちなみにこれが事故で亡くなった方本人の過失によるものだった場合は、どうなるでしょうか。

これは当然免れることができません。

しかし本人は亡くなってしまっていますので、家族が相続することになります。相続とは一般的に貯金などを譲り受けるというイメージが強いかもしれませんが、実は負の遺産もひきつぐことになります。

ですので、プラスの遺産と請求された損害賠償を比べて、損害賠償金の方が上回る場合は、「相続拒否」という対応をとるのが良いでしょうね。

 

【その他トラブル】高齢者の犯罪は急激に増えている

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さてさて、最後に。

今度は老親の「死」によるリスクではなく、逆に老親が加害者になってしまうというリスクについてです。

みなさん、おじいちゃんやおばあちゃんって、どこかのんびりしていて、優しいイメージをもっていませんか。実際優しい高齢者もたくさんいます。

しかし、最近増えているのが「高齢者による犯罪」なのですね。

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万引きなどはこれまでもよく知られている高齢者による犯罪ですが、実は近年増えているのが「キレる老人」です。

つまり暴行や傷害といった犯罪を起こす高齢者がうなぎのぼりで増えているのです。

また故意ではない犯罪として、高齢者による車の事故もありますよね。アクセルとブレーキを踏み間違って人をはねてしまう、歩行者の列につっこんでしまう、建物に激突して破壊してしまう・・・といった自動車にまつわる犯罪(業務上過失致死傷、道交法違反)もよくニュースでみますね。

 

つまり、老親が突然犯罪者になり捕まってしまうというリスクもかんがえておかないといけないということです。

老親が亡くなってしまった場合も、家族は監督責任を問われ、さまざまな対応を求められるわけですが、それでもその対応はそのとき限りです。

しかし犯罪を犯したり、加害者になるということは、今後長きに渡り面倒をみていくことになります。老親が損害賠償を払いきれずに亡くなった場合は、当然相続するかどうかも考えないといけません。

 

先ほども書きましたが、高齢者の孤独死や事故は、たいていの場合マメなコミュニケーションである程度防ぐことができます。

また犯罪に関しても、実はコミュニケーションをとることで防げるものも多いということです。というのも、高齢者の犯罪は、社会からの孤立といった孤独が原因にあることが多いということです。

常に気にかけてくれる家族が一人でもいれば、犯罪を犯してしまうこともないかもしれませんよね。

老親と同居している方も、遠方で別居している方も、まだまだ元気で安心と思わず元気なうちからコミュニケーションをしっかりととり、何かあったらすぐに対応できるような良好な関係を築いておくようにした方が良さそうですね。

 

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