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【近視予防】光を浴びたほうが近視になりにくいらしい

投稿日:2017-11-07 更新日:

【近視とは】眼球が前後に伸びることで起こるって本当?失明のリスクも!

眼鏡

こんにちは、Michiです。今日は医学レポです。

みなさん、目は良いですか?最近はコンタクトレンズをしている人も多く、ぱっと見ただけでは裸眼なのかどうかわからないですよね。

一方、おしゃれのためにだてメガネをかけている人もいますしね。

私は小学生の頃に、本の読みすぎと勉強のしすぎで(笑)、目が悪くなりました。中学入学時には眼鏡をかけており、部活動のためにすぐにコンタクトレンズを買ってもらいました。

以来、20年近くコンタクトレンズを装着し続けています。

さて、このように比較的若くして眼が悪い人というのは「近視」や「乱視」がほとんどですよね。その中で、今回は遠くが見えづらい「近視」についてのレポートです。

 

【近視】遠くが見えにくくなるメカニズム

近視

目が悪くなるといいますが、どうして遠くが見えづらくなるのでしょうか?そのメカニズムは、眼球の形に関係しています。

正常な眼球はほぼまん丸の形であるのに対し、近視の人の眼球は前後に少し伸びた楕円形になってしまっています。

見たものが正しく脳に伝わるためには、眼に入った光が屈折して網膜に集結しないといけません。これは真ん丸の眼球の場合に正しく行われるように設計されています。

そのため楕円形になると、網膜のやや手前に光が集結してしまい、焦点がずれてしまいます。つまり、ぼんやりとしか見えないという状態になってしまうわけですね。これを近視眼といいます。

さらに近視が進むと、一層眼球が前後にのびてしまい、全く焦点が合わなくなります。しかし、それだけなら眼鏡やコンタクトレンズで光の屈折を矯正すれば治ります。

怖いのは、その伸びるという物理的な変化です。伸びることによって物理的に網膜が引っ張られてしまいます。それによって網膜剥離を引き起こしてしまいやすくなり、その結果、最悪は失明してしまうこともあります。

近視になっても、眼鏡やコンタクトレンズで調整できるから大丈夫・・・と安易に考えると大変なことになるということです!

 

【近視は予防できる?】最新の研究報告

そんな危険な近視ですが、近年の研究で予防方法が見つかるかもしれないそうです。今週のダイヤモンドに近視の最新研究について記事がのっていたので、眼科の専門家として少しわかりやすく説明しながら紹介したいと思います。

 

近視と日光浴の関係

近視②

まず、なぜ近視の研究が活発になっているのでしょうか。

その理由は、実は近年急速に近視人口が増えているからです。

台湾、香港、シンガポール、韓国での調査によると、20歳の近視の割合は、50年前が2~3割だったのに対して、現在はなんと20歳のうちの8割もの人が近視なのだそうです。

しかも近視の人のうち、5人に1人は、網膜剥離を起こして失明に至りかねない「強度近視」だということもわかっているようです。

この急激な変化について、要因として考えられるのがやはり本やコンピューター、ゲームに携帯電話といった、近くで物を見る習慣が増えたことだと言われています。

しかし、この要因についてはずっとずっと昔から言われていることですよね。

それにも関わらず、これまで絶対的な証拠というものが示されておらず・・・近視の原因に関する真相は今もまだ不明なのです。眼の世界は、まだまだ明らかになっていないことが多いのですよね。

そんな中、近年の研究で「屋外で多く遊ぶ子に、近視の子が少ない」ということが、統計学的に明らかになってきたようです。

どうして屋外で遊ぶと、近視になりにくいのでしょうか?

・屋外で遊ぶと、遠くを眺める機会が多くなる

・本やテレビ、コンピューターなどを見る時間が少なくなる

といった要因が考えられ、やはり近視の原因は近くで物を見すぎることによると考えられるようです。

 

では、少し視点を変えてみましょう。

屋外で遊ぶということは、それだけ「日光浴」していることになります。もしかすると、光を浴びることで近視が予防できるのではないか?という仮説もたてることができるわけですね。

この発想をもとに、光と近視の関係について研究がすすめられたそうです。そして、その結果、日光浴で近視が予防できるかもしれないという仮説が動物実験レベルで実証されました。

研究では実際に屋外で動物を飼うことはできませんが、屋外と変わらないくらい明るいところで育った動物の方が、眼球の伸びが起きにくくなることがわかったそうです。

 

ではさらにつっこんで、なぜ光に当たると眼球が伸びにくくなるのでしょうか。光が眼に与える影響、とくに網膜に与える影響について考えてみましょう。

網膜ドーパミンとは

近視③

みなさん、網膜ときくと「膜」という名称から何やら薄っぺらいものを思い浮かべませんか?

私は網膜の研究をしていたのですが、実は網膜はこの記事の挿絵の通り何種類もの細胞で構成されています。

網膜と光の関係を研究する上で、注目すべきは「アマクリン細胞」です。アマクリン細胞内には、ドーパミンという神経伝達物質が含まれています。

網膜が光を受けると、アマクリン細胞からドーパミンの放出が増えることが知られています。このドーパミンが近視に何らかの影響を与えているのではないか・・・と考えられているようです。というのも、ドーパミンの放出を防ぐような薬を使うと、眼球の伸びやすくなることがわかっています。

つまり、網膜ドーパミンは眼球の伸長を予防する役割があるかもしれないということが考えられます。

しかしながら、網膜で放出されたドーパミンが、眼球の伸び縮みに関連する強膜にどのような作用をするのかはまだ全く解明されていません。

したがって現状は、科学的なメカニズム解明には至っていないが、動物実験、および統計学的に「日光浴」が近視予防に効果があるらしいということが明らかになっているという状況です。

これは国際的な視覚に関連するシンポジウムなどでも紹介されている事実であり、今後研究がすすめば「日光浴で近視予防」を行ったり、網膜ドーパミンの放出を増やすことで近視の治療ができるような時代がくるかもしれないということですね。

 

【まとめ】近視がすすむと失明するかも?早期対策が大切!

日光浴

目が見えにくくなっても、眼鏡やコンタクトレンズですぐに改善できるため、あまり気にしていない方も多いのではないでしょうか。

しかし、近視は眼球の物理的な形状の変化によって起こるものであり、進行すると失明する可能性がある危険な病態です。

現在、日光浴と近視の関連性に関する研究がすすんでおり、今後は日光浴で近視対策ができるようになるかもしれません。近年はPCやスマホ、テレビ、ゲームなどで目を酷使する時代です。今後の近視予防の研究には注目したいですね。

とはいえ、研究成果を待たずとも健康のためにもためにも目の酷使はほどほどに、屋外でたくさん遊ぶようにしたいですね。近視予防はもちろん、日光浴は骨の成長にも大切なことですよ!

参考にしていただけますと幸いです。

 

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